ローコストの大手で家を建てるとき、「タマホーム」と「アイダ設計」を並べて迷う人は多いです。どちらも「安く建てられる大手」というイメージですが、安さの方向と得意な広さがけっこう違う。なんとなくで選ぶと、入居後に「思ったより狭い/思ったより高くついた」が起きやすい組み合わせです。
結論を先に言うと、同じ予算で広い家・大きな部屋を取りたいならタマホーム、建物価格を最大限抑えて土地や総予算に回したいならアイダ設計。タマは「安いけど広さと装備がそこそこ付いてくる」、アイダは「建物を削って総額を軽くする」という方向の違いです。ここが分岐点になります。
この記事では、坪単価・総額・性能・自由度・対応エリア・保証で2社を横並びにして、自分がどっちタイプか切り分けられるところまで持っていきます。どちらかを不当に下げることはしません。
- タマとアイダの「安さの方向」の違い
- 坪単価・総額・性能・自由度・保証の比較
- 同じ予算でどっちが広い家を建てやすいか
- タマが向く人/アイダが向く人の分岐点
- 2社を後悔せず見比べる順番
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タマとアイダ、安さの方向が違う
細かい比較に入る前に、2社が「どう安くしているか」を押さえておくと、このあとの数字が読みやすくなります。同じローコストでも力点が違う。
- タマホーム:大手の流通網で部材を安く仕入れ、同じ予算で広さと装備をそこそこ付けてくる方向。「大安心の家」など商品が整理されていて選びやすい
- アイダ設計:建物本体を徹底的に削ってとにかく総額を軽くする方向。「正直な家づくり」で建物価格を抑え、土地込みの予算を組みやすくするのが強み
「タマ=同予算で広さと装備、アイダ=建物を最安にして総予算重視」。この一行を頭に置くと、坪単価の差も仕様の差も全部この方針の結果だと腑に落ちます。
まず比較表で全体像をつかむ
長い説明の前に、結論から見たほうが早いので比較表を先に出します。中身はこのあと一つずつ開けていきます。
| 比較軸 | タマホーム | アイダ設計 |
|---|---|---|
| 坪単価の目安 | 50〜70万円台 | 40〜60万円台 |
| 同予算での広さ | 広い坪数・大きな部屋を取りやすい | 建物を抑える分コンパクト寄り |
| 性能(耐震・断熱) | 価格帯としては十分・商品で差 | 価格優先・オプションで強化 |
| 設計の自由度 | 比較的自由・木造軸組 | 規格寄りでコスト抑制 |
| 対応エリア | 全国 | 関東中心に比較的広い |
| こんな人向き | 同予算で広い家・部屋数がほしい | 建物を最安にして総予算を組みたい |
表だけ見ると「建物価格はアイダ、広さはタマ」という構図。だいたいその理解で合っていますが、総額で見ると逆転する場面もあるので各軸を見ていきます。2社以外も含めてハウスメーカー比較で横並びに見ると、ローコスト帯での立ち位置がはっきりします。
価格と広さで比べる:同じ予算でどっちが広いか
坪単価はタマが50〜70万円台、アイダが40〜60万円台。建物本体の安さではアイダが一歩リードします。土地代が重い地域で「建物を削って土地に回したい」人には、この差が効く。
ただ、ここで効いてくるのが「同じ予算で何坪建つか」という見方。タマは大手の仕入れ力で、同じ予算でも広い坪数・大きな子ども部屋を確保しやすい。「とにかく広く」が優先ならタマが拾える。一方、コンパクトでいいから総額を軽くしたいならアイダ、という棲み分けになります。
注意したいのは、タマもアイダも「本体は安いけどオプションで伸びる」ことがある点。坪単価だけでなく「同じ仕様・同じ広さにしたときの総額」で並べるのが正解です。坪単価の中身は タマホームの坪単価 で坪数別に整理しています。アイダの坪単価感は アイダ設計の基本情報(坪単価の目安も掲載)で扱っています。
「坪単価が安い」だけで決めると、同じ広さにしたとき総額で逆転することがあります。アイダは本体が安い分コンパクト寄り、タマは同予算で広さを取りやすい。比較は「同じ広さ・同じ仕様」に揃えた総額で見るのが鉄則です。
具体的にイメージすると、たとえば予算をほぼ固定して「この金額で建てられる家」を比べたとき、タマは大手の仕入れ力で延床を伸ばしやすく、同じお金でもう1部屋取れる、というケースが出ます。アイダは逆に、コンパクトな延床に絞って建物にかける総額そのものを軽くし、その分を土地や諸費用に回せる。「同じ予算でどっちが満足度高いか」は、広い家がほしいのか、家以外に予算を残したいのかで割れます。坪単価という1つの数字で勝ち負けが決まる話ではない、ということです。
性能・自由度で比べる
性能(耐震・断熱)は、どちらも価格帯としては必要な水準を満たしていますが、考え方が違います。タマは商品ごとに標準仕様が整理されていて読みやすく、アイダは価格を抑えたうえで必要な性能をオプションで足していく方式。標準のままの絶対値ではタマがやや安定、総予算を削る割り切りならアイダ、という見方です。
設計の自由度は、タマが木造軸組で間取りの自由度が比較的高め。アイダは規格寄りでコストを抑える設計が中心です。「大空間のLDK」「大きな子ども部屋」など広さ系の要望を叶えやすいのはタマ。逆に「決まった形でいいから安く」ならアイダの割り切りが合理的です。
タマの担当者差やオプションで価格が伸びる点など、気になる部分は タマホームの評判 で整理しています。アイダの評判は アイダ設計の評判 側で扱う予定です。
対応エリア・保証で比べる
対応エリアはタマが全国展開、アイダは関東を中心に比較的広く展開しています。地方で建てるならタマのほうが選択肢に入りやすい場面が多い。建てたい土地が両社のエリアに入るかは、資料請求の段階であっさり判明します。
保証は両社とも長期サポートを用意していますが、初期保証+点検・延長メンテで長期化させる方式が中心。ローコスト帯では「会社全体の保証」より建てる地域の支店・現場の対応力を見たほうが実態に近い判断ができます。地域差があるのは両社に共通する構造的な話です。
口コミを読むときも、「タマは担当者で当たり外れがある」「アイダは現場対応に地域差がある」といった声は両社それぞれに出ます。これは会社の良し悪しというより、施工を地域の現場で回すローコスト大手に共通する話。気にするべきは全国の平均評価ではなく、自分が建てる地域の支店・営業所の評判です。資料請求のあと、その地域の施工実例や担当の対応を見て判断するのが一番ブレません。
会社としての全体像は タマホームの基本情報 と アイダ設計の基本情報 にまとめています。商品ライン・保証の正確な条件はここで確認してください。
2社だけでなく、もっと横並びでじっくり比較したい人は ハウスメーカー比較 で他のローコスト・中堅大手も含めて見比べておくと、相場感がブレません。
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条件別:タマが向く人/アイダが向く人
各軸を踏まえると、相性のラインがはっきり出ます。自分がどっち側に立っているか当てはめてみてください。
- 同じ予算でとにかく広い家・部屋数がほしい
- 大空間のLDKや大きな子ども部屋が優先
- 間取りの自由度を確保したい
- 地方で建てる(全国展開で選びやすい)
- 商品が整理されていて選びやすいほうがいい
- 建物価格を最大限抑えて総予算を組みたい
- 土地代が重い地域で、建物を削って土地に回したい
- 広さよりコンパクトでも総額を軽くしたい
- 性能は必要な分をオプションで足す割り切りができる
- とにかく予算内に収めることが最優先
正直、両方に当てはまる人もいます。その場合は「広さを取るか、総額の軽さを取るか」で割れます。同予算で広く建てたいならタマ、建物を削って土地・諸費用に回したいならアイダ。注文住宅の相場で予算全体の感覚をつかんでおくと判断しやすくなります。
後悔せず見比べる順番
ローコスト2社で迷う人がやりがちな失敗が、坪単価だけで決めて「同じ広さにしたら逆転していた」というパターン。順番を守れば、総額ベースでフラットに比べられます。
2社の本質的な分岐はここ。同予算で広く建てたいのか、建物を削って総額を軽くしたいのか。優先順位を先に固めると見積もりのどこを見ればいいか定まる。
延床・部屋数・予算を揃えて一括請求。条件を固定しないと坪単価の安さに振り回される。揃えるだけで判断精度が上がる。
坪単価ではなく支払総額で並べ直す。同じ広さに揃えると、本体の安さが総額で逆転していないかが見える。ここで初めて正しい比較になる。
選んだ商品で仕様変更がきく範囲・きかない範囲を契約前に書面で確認。ローコストの後悔口コミの大半はこの確認漏れから来る。
タマホームとアイダ設計の比較に関するよくある質問
- 結局、タマとアイダはどっちが安いですか?
-
建物本体の坪単価だけならアイダが安い傾向です。目安はタマ50〜70万円台、アイダ40〜60万円台。ただしタマは同じ予算で広い坪数を取りやすいので、「同じ広さ」に揃えると総額が逆転することもあります。坪単価でなく同条件の総額で比べるのが正確です。
- 同じ予算なら、どっちが広い家を建てられますか?
-
同予算での広さはタマホームが取りやすい傾向です。大手の仕入れ力で、大空間のLDKや大きな子ども部屋を確保しやすい。アイダは建物を抑える分コンパクト寄りになります。広さ優先ならタマ、総額を軽くしたいならアイダです。
- 対応エリアはどちらが広いですか?
-
タマホームは全国展開、アイダ設計は関東を中心に比較的広く展開しています。地方で建てるならタマのほうが選択肢に入りやすい場面が多いです。建てたい土地が両社のエリアに入るかは資料請求の段階で確認できます。
- 2社で迷ったとき、最初にやるべきことは?
-
「広さを取るか総額の軽さを取るか」を先に決めて、同じ延床・予算条件で両社の間取りプランと見積もりを取り寄せること。坪単価でなく同じ広さに揃えた総額で比べると失敗しにくいです。ハウスメーカー比較で他社も並べておくと判断がさらにブレません。
結論:同予算で広さならタマ、建物最安で総予算ならアイダ
タマホームとアイダ設計は、同じ「ローコスト大手」でも安さの方向が違います。同じ予算で広い家・大きな部屋を取りたいならタマ、建物価格を最大限削って総予算を軽くしたいならアイダ。建物本体の坪単価はアイダが安い、同予算での広さはタマが取りやすい——ここは正直なところです。
迷ったら、どちらが安いかではなく「広さと総額の軽さ、どっちを優先するか」を先に決めること。そのうえで同じ広さに揃えた見積もりを並べれば、答えはわりとあっさり出ます。まずは2社のプランを同条件で取り寄せて、数字で当たりをつけてしまうのが近道です。
同条件のプランが届くから広さと総額の差がひと目でわかる|営業に会う前に判断できる(無料・3分)
掲載条件は変動する可能性があるため、最新情報は公式ページでご確認ください。
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